デュッセルドルフからオランダの牡蠣小屋へ極上の海鮮を食べに行く週末旅
どうも、2018年からデュッセルドルフに住んでいるHirofumiです。
しかし本当に牡蠣美味しかったよねえ。
本記事では「オランダの牡蠣小屋に極上の海鮮を食べに行く旅」を紹介します。海鮮が大好きな我々日本人ですが、デュッセルドルフ生活では日本での生活に比べて気軽にお刺身などを食べられず、海鮮ロスになりがちです(私だけ?)今回の旅はそんな海鮮ロスを一気に、それも極上の海鮮で解消できる上、デュッセルドルフからそこまで時間が掛からないのでかなりオススメです!
目指すはオランダの街「Yerseke(イアーセーケ)」
オランダの南のベルギーとの国境付近の「Yerseke(イアーセーケ)」という街に噂の牡蠣小屋があります。それも沢山あります。どうもYersekeという街は牡蠣の養殖が盛んな小さな漁村でした。
デュッセルドルフからは約2時間半のドライブで着きます。我が家から休憩なしでちょうど2時間半でした。「Door to Kaki」で2時間半なので、日帰りも十分できる距離だと思います。天気の良い休日の贅沢ランチのお出掛けにもピッタリだと思います。
今回私はサムネイル画像にもある「Oesterij」というレストランに行ってみましたが、下の地図からも分かる通りこのレストラン以外にも沢山の海鮮レストランがありました。今度は他のレストランにも行ってみようと言うことで、また来る理由が出来ました。既に今から楽しみです。
なお、この通り沿いにクルマが停められる様になっているので駐車場の心配は不要です。
早速レストランで極上の海鮮を注文
土曜日の13時少し前のちょうどランチタイムに着いたのですが、幸い全く待たずに席に着けました。ベルギーとの国境が近いこともあり、オランダナンバーのクルマだけではなくベルギーナンバーや、私のようにドイツナンバーのクルマも多かったです。
英語のメニューも頂けるので安心です!
メニューの見方は非常にシンプルでした。
・上半分がレストランのメニュー
・下半分が直営販売所の購入用メニュー
・上半分の左側がお食事のメニュー
・上半分の右側がお飲み物のメニュー
お食事のメニューは上から「生牡蠣」「ロブスタースープ」「グラタン牡蠣」「蒸し牡蠣」「焼き牡蠣」「蒸しザル貝」「カナディアンロブスター」「豪華海鮮盛り合わせ」「追加のパン」と、見ているだけでよだれが出てきそうです。
ここで重大な事を発表します。
なんだなんだ?
妻曰く生でも火が通っていてもダメとの事。生牡蠣の味は大好きだけれど、万が一生牡蠣を食べたら嘔吐からの3日間は寝込むらしいです。前にパリで豪華海鮮盛り合わせを食べた際も、妻は牡蠣を食べられず残念がっていました。
なんという気の毒な・・・。
というわけで我が家は「海鮮盛り合わせ」と「ロブスタースープ」を注文しました。海鮮盛り合わせは€39.95/PPで最低2人前からという事で、大変豪華なお昼ごはんとなりましたが大満足でした。しかもペロリと食べ切ってしまいました。
始めに結論を書きます。
今まで食べたどの海鮮盛り合わせよりも美味しかったです。もちろんロブスタースープも。前にパリで食べた豪華海鮮盛り合わせに比べても、美味しさのレベルと味の深みが数段上でした。オランダ圧勝です。
まず生牡蠣ですが、注文する際に「盛り合わせにはどの牡蠣が付いてくるの?」と尋ねたところ「生牡蠣が各1個/人ずつ全3種付くよ!」と教えて頂きまして。その時は「(ふむふむ、全6個か、様子を見て他の種類を追加注文だな)」と企んでいましたが、見事お腹がいっぱいになってしまい食べられず、次回に持ち越しとなりました。ちなみに生牡蠣は画像の反時計回りに「Dutch Creuse oyster」「Dutch oyster Oesterij “Special”」「Dutch flat oyster “Imperial”」と教えて貰い、加えて「この順番に味が濃くなってくから、この順番で食べるのがオススメよ!」と教えて頂きました。実際に食べてみると、塩味はどれも絶妙で確かに味が濃くなっていき、3つ目の「Dutch flat oyster “Imperial”」の味の深みは最高でした。
それから手前の茹で海老も極上でした。塩茹での感じでしたが、今まで食べた事のない味の深みで、本当に美味しかったです。
ロブスターも日本のカニのような味の深みで最高でした。またつぶ貝はカレー風味で茹でてあり、また左下の黒い小さな巻貝は胡椒風味で茹でてあり、どれも今まで食べた事のない味で感動、中央のお野菜のドレッシングまで極上でした。あとはザル貝を初めて食べたのですが、これが意外と美味しくて驚きました。アサリみたいな形ですが、アサリよりも味がしっかりあって美味しかったです。ムール貝の白ワイン蒸しのザル貝バージョンだったんですが、ムール貝よりも美味しく感じました。
忘れてました、ロブスターのスープも絶品です。ロブスターのスープと牡蠣をいろんな種類注文するのがバランス的に良いかもしれません。もちろんこの豪華海鮮盛り合わせもオススメですよ!
ちなみに地元のおっちゃん達が自転車でやってきて友達同士で牡蠣とワインで宴会をしているような、とても雰囲気の良いレストランでした。ツーリスティックな感じかな?と思っていましたが行ったその日はそんなことはなく、ゆっくり極上海鮮を満喫出来たのがよかったです。
お食事後は直営所だけでなく資料館まで堪能
極上の海鮮を頂いたあとは「牡蠣プール」を眺めつつてくてくと海の方に出てみると「資料館」もあり、そして「直営所」でお土産を買って帰ることが出来ます。このお店のホームページトップ画面で雰囲気が掴めるので参考になります。
水揚げされた牡蠣やムール貝などは上の画像中央の「牡蠣プール」でしっかり砂を吐かせてから提供されるそうです。ちなみに左側に外海が広がっていて上の画像では大きな船が横付けされていますが、私が訪れた日のタイミングでは干潮で干潟が広がっていました。その干潟の上で貝か何かを取ってる地元の人もいました。このサイズの船が入ってこられるほど潮が満ちるとは驚きです。
資料館には様々な貝の殻や説明があって面白いです。また漁師さんの道具も展示してあります。お店の方は誰もいなかったので、ささっと中を見させて頂きました。
さてさて、直営所ではレストランで頂いた美味しい牡蠣を買って帰ることも出来ます。私は何も買わなかったのですが、レストランのメニュー表の下の段に書いてある通り、ロブスタースープまでほぼ全ての品が購入可能です。自宅でもこの味を再び・・・と思うと、お土産に買って帰るのはアリだと思いました。
牡蠣の街「Yerseke」近くで泊まるなら「Goes(フス)」がオススメ
Yersekeからクルマで20分ほどの距離に「Goes」という街があります。ここはここで美味しそうなレストランが沢山あってオススメです。しかし私と妻は完全にお昼ごはんで満腹になってしまい、夜ごはんに狙っていたレストランへ行くのは断念してしまいました・・・。次回リベンジ!
この街に「ビールの醸造所がやっているホテル」を見つけてしまいました。パブがあるホテルって好きなんですが、そもそも醸造所があるだなんてこりゃ良い!酔っ払っても這ってお部屋に帰れる!ということで泊まってみました。
さすがオランダです、沢山の地元の人たちが自転車でビールを飲みにやって来ていました。
店内は古い醸造所の建物とモダンな感じが絶妙に混ざっており大変センスがよろしかったです。こういう感じはドイツにはあまりないです。オランダ人やベルギー人の方がこういうセンスは長けている気がします。
肝心のビールはなんと18種のドラフトビールがありました、最高です!飲み比べセットみたいなメニューも用意されていて、こりゃビール好きにはたまらないお店だなって感じでした。
「Slot Ostende Straffe Non」というIPAが非常に美味しかったです。
ちなみにトイレの流しがビールの樽とタップになっていてユニークでした。
お部屋の写真はありませんが、綺麗で広くて雰囲気良く、大変良かったです。Booking.comの評価も8.9/10とバッチリです。こちらから見られるので、気になる方はぜひぜひチェックしてみて下さい。
まとめ
最近美味しいものばっかり食べていません?
何だか旅行ブログになりつつありますが、このYersekeでの極上海鮮は非常に感動したため思わず記事にしてしまいました。
サクッと纏めます。
・Yerseke近くのGoesに泊まって美味しいビールを飲んで帰ってくるのもオススメ
本記事も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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