デュッセルドルフから最短でオランダ名物「キベリング」と「クロケット」を食べに行く

どうも、2018年からデュッセルドルフに住んでいるHirofumiです。

お休みも最終日で明日からまたしばらく会社に通う日々かと思うと、サザエさん症候群にならずにはいられません。

エミリー
エミリー

しっかり働けよ!

うっす!さてさて、本記事ではタイトルとサムネイルの通り、デュッセルドルフからオランダ名物の「キベリング」と「クロケット」を食べに行く旅について紹介します。それも最短で本場のヤツを食べに行く方法です。

関連記事「デュッセルドルフ在住で日曜日・祝日に行けるスーパーマーケット」の最後でも少し匂わせていますので、是非こちらも併せてご覧下さい!

答えはデュッセルドルフから最も近い外国の街「Roermond」にあり!

いきなりお店の場所を紹介します。この地図をご覧の通り、デュッセルドルフからオランダの街「Roermond」に向かい、国境を超えて本当にすぐの場所にそのお店はあります。名前は「Grenskiosk Maalbroek」で、GrenskioskはBorder Kioskという意味のようです。正にそのままの名前です。

Roermondにある「Grenskiosk Maalbroek」は国境を越えてすぐの場所にある本場オランダのお店!

ここは高速道路のサービスエリアのような場所で、ガソリンスタンドとこのお店とホテルと何故か不動産屋さんがあります。地図を見る限り高速道路の外の一般道のイメージですが、行ってみるとサービスエリアの様な印象を受ける作りになっています。

デュッセルドルフ中央駅から渋滞なしで約40分、間違いなくデュッセルドルフから最短で行ける”本場”オランダのキベリング&クロケット屋さんです。

「Grenskiosk Maalbroek」の紹介

エミリー
エミリー

早く食べたい!

犬は食べちゃダメよ!

Grenskiosk Maalbroekの外観

行ってみると沢山の人で賑わっている事に驚くと思います。そして表のボードには早速キベリングの文字が!ちなみにこの時点で揚げ物のいい匂いがプンプンでよだれが出てきますよ。

Grenskiosk Maalbroekの店内1/4
Grenskiosk Maalbroekの店内2/4

お店に入り奥に進むとそこにはオランダ名物の数々が!この写真を見て頂くと分かると思うのですが、注文してから揚げてくれるんですよね。なので出来たて熱々サクサクの美味しいヤツが食べられるんです!しかも油の状態も良い気がします。お店が大盛況で油も常に新油を継ぎ足している状況なのかな〜?と思っております。

エミリー
エミリー

早く注文しよう!

この日はサムネイルの通りキベリングとエビクロケット2個とジュース1缶を頂きました。これで合計10.70€なのでお得だと思います!

オススメは「キベリング」と「エビクロケット」!
注文後に貰える半券

心地良い音で揚げてくれている間はジュースでも飲んで待っていましょう。ちなみに「オランダは缶ジュースが安い」です(下で書きます)

ついにオランダ名物「キベリング」&「クロケット」とご対面!

最強のセット

キベリングもクロケットも揚げたてサクサクでめちゃくちゃ美味しいです。完全にビールが飲みたくなる味です。

そもそもキベリングとは「タラの唐揚げ」で、オランダのストリートフード(ファストフード)です。オランダ人はポメス(ポテト)もよく食べている印象ですが、このキベリングもよく食べていると思います。衣の味付けが絶妙で、これは日本人も大好きな味だと思います。我が家では卵とじにして食べたこともあるくらいです。

クロケットはその名の通り「コロッケ」ですが、本場オランダのクロケットはこのように細長いのが特徴です。ちなみにこのお店、クロケットは3種類あるのですが、この「Kroket Garnaal」が絶品です。何のコロッケかと言うと、みんな大好き「エビコロッケ」になります。

絶品エビコロッケ

もう、味の深みが最高です。コロッケ定食でこれが2個とか出てきたら大満足で白米が止まらなくなるレベルです。エビとクリームの深みが絶妙なバランスで、それに加わる揚げ物のこってり感が最高にマッチしていますよ!

お店の一角には沢山のコーヒーと缶ジュースが

エミリー
エミリー

コーヒーと缶ジュース?なんで!?

まずは写真を2つご覧下さい。

Grenskiosk Maalbroekの店内3/4
エミリー
エミリー

めっちゃコーラある!奥の棚にあるのはなんだ!?

寄ってみましょう。

Grenskiosk Maalbroekの店内4/4
エミリー
エミリー

コーヒー!!!なんでこんなに大量のコーヒーが!?

これは私も初めてこのお店を訪れたときに感じました。そしてそこで見たのが、大量のコーヒーと缶ジュースを買って帰る沢山のドイツ人たち。「もしかしてドイツに比べて安い!?」と思い以前ドイツ人同僚に聞いてみたところ、以下を教えてくれました。

・ドイツにはコーヒー税があるけれどオランダには無い(故に安い!
・ドイツでは缶にデポジットが掛かるけどオランダでは掛からない(故に安く買える!楽に捨てられる!

なんとドイツには「コーヒー税」なるものがあるんです。これは私も聞くまで知らなかったんですが、調べてみるとローストコーヒーで1kg当たり2.18€のコーヒー税が掛かるそうです。なかなか高くないですか!?そりゃオランダの方が安いわけです(参考リンク

ちなみに、ヨーロッパだとドイツだけではなくベルギーとデンマークもこのコーヒー税なるものがあるそうです。ドイツでのコーヒー税の税収は年間約10億ユーロのようで、なかなか大きな財源であることが伺えます。

缶ジュースについてはデポジットが掛からない嬉しさもありますが、そもそも単価が安い気もします。なので我が家でもオランダに行くと缶ジュースを買って帰ってくるのが恒例となってしまいました。

ドイツ人同僚が言うには、その昔、燃料(ガソリン、軽油)もオランダの方がドイツに比べて安かったらしく、ドイツ人がオランダを訪れるとその帰り道国境直前で「給油をして、コーヒーを買って帰ってくる」のが定番となったらしいです。

エミリー
エミリー

なるほどねえ〜、美味しいだけじゃなくて文化が知れて面白い!

Roermondは「日曜日にドイツ人が出かける街」で有名ですので、このお店では今でもその文化を垣間見ることが出来るのです。

まとめ

エミリー
エミリー

サクッとよろしゅう(キベリングだけに)

・Roermondにある国境を越えてすぐの「Grenskiosk Maalbroek」は最高
・「キベリング」と「エビクロケット」が絶品
コーヒーとジュースも安いので併せていかが?

今回はゆる〜い記事を描いてみました。

Roermondはデュッセルドルフに住んでいるとよく行く街の一つだと思います。是非Roermondからの帰り道にこのお店に寄ってみて下さい。ハマること間違いなしですよ!

今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたー!

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