デュッセルドルフ在住時にオススメの「LCCで行く週末ヨーロッパ格安1泊2日旅行」3選【2020年版】
どうも、2018年からデュッセルドルフに住んでいるHirofumiです。
お出かけお出かけ!
本記事では「デュッセルドルフ在住時にオススメの「LCCで行く週末ヨーロッパ格安1泊2日旅行」3選【2020年版】」と題して、私も実際にやってみてオススメと感じる週末旅行3つを紹介します。
ヨーロッパに住んでいる最大のメリットは「ヨーロッパに住んでいること」だと思っています。日本からヨーロッパに来るとなったらそれはそれは長旅ですが、ヨーロッパに住んでいるとヨーロッパの各都市を気軽に訪れることが出来るというのが最大のメリットだと感じております。
それでは早速始めましょう!
どこから飛ぶか
デュッセルドルフ在住だと以下の5つのオプションがあるかと思います。
① デュッセルドルフ国際空港(DUS)
② ケルン・ボン空港(CGN)
③ マーストリヒト・アーヘン空港(MST)
④ ヴェーツェ空港(NRN)
⑤ ドルトムント空港(DTM)
私は①~③までしか使ったことがありません。④ヴェーツェ空港と⑤ドルトムント空港はデュッセルドルフからなかなか遠いですし、それらの空港から出る便でそこまで良い条件の航空券を見つけたことがありません。
デュッセルドルフ在住であれば当然①デュッセルドルフ国際空港を使うのが最も便利ですが、なかなか価格面や時刻面で良い感じの航空券が見つからないのが難点です。
んで紹介してくれる3つの旅はどこから飛ぶんだ?
全て「ケルン・ボン空港」から飛びます!ケルン・ボン空港空港はこじんまりとした空港ですが、空港使用料が安いんでしょう、LCCがたくさん入って来ていてオススメの空港です!
デュッセルドルフからケルン・ボン空港までのアクセス
3つの旅を紹介する前に。本記事ではケルン・ボン空港までは「クルマで行く」を前提にしています!デュッセルドルフから電車で向かう方法もありますが、電車代がなかなか掛かり「だったらデュッセルドルフから飛んでもそんなに金額変わらないじゃん」となってしまうかと思います。
でも空港で駐車場代掛かってトータルで高くならない?それでも安いってことか?
ここに一つポイントがあります!ケルン・ボン空港へはPark and Ride, P+Rを使い向かう方法を用います。これについては別記事「ケルン・ボン空港を利用する時にオススメの無料駐車場(Park and Ride, P+R)」で詳しく書いていますのでご参照頂けると幸いです。
P+Rの駐車場代が無料で、電車代の往復€6×人数分だけで済むのは非常によろしいですねえ!
それでは早速3つの旅の紹介に入ります!
1つ目:マンチェスター/イギリス
なんでまたマンチェスター?
これは私も正直何故かは分かりませんがハマってしまいました。私と妻が元々イギリスが好きっていうのが大きいかもしれません。早速激安航空券を紹介しましょう!
みんな大好きRyanairです。しかもここに記載の€56.49って一人前じゃございませんよ、二人前です!つまりなんと一人往復€28.245です、日本円で約3,530円@125円/€!安すぎです、価格破壊も甚だしいです。※但しこれは小さな手荷物しか持ち込めないプランです!
往路:FR1592, Cologne (Bonn) CGN 6:55 – Manchester MAN 7:35
復路:FR1593, Manchester MAN 20:15 – Cologne (Bonn) CGN 22:50
Ryanairはたまにセールをやるのですが、その時に何ヶ月も先の週末の航空券を買って仕込んでおくのがポイントです。特に冬にイギリスに行く人なんてあまりいないのでしょう、1月や2月はすごく安くなる印象です。
この航空券のネックは行きは朝早いし帰りが夜遅いことです。でもまあ許容範囲と言えば許容範囲です。土曜日は着いたら早速午前中から行動できますし、日曜日も夕方までしっかり動き回れます。
しかしマンチェスターで何するんだ?
いい質問ですねえ。私はこのプランでマンチェスターを既に2回訪れていますが、マンチェスターってなんかいい雰囲気の街で好きなんですよ。私と妻はパブとレコ屋(レコード屋)があれば大満足なんですが、それ以外にも「科学産業博物館」や「ジョン・ライランズ図書館」や「戦争博物館」や「国民の歴史博物館」などなど、結構面白い博物館や観光名所があって楽しいです。サッカー好きの方であれば試合を見に行くのも良いですし、ビートルズ好きの方であれば電車でトコトコとリバプールに行ってみるのも良いと思います。それからマンチェスターの中華街には結構美味しい中華料理屋さんがあります。これも私がマンチェスターを訪れる時の楽しみの一つになっています。
それから週末にイギリスを訪れるとパブでサンデーローストを食べられるのも楽しみの一つです。サンデーローストの起源を考えてみるとイギリスの農奴の歴史に辿り着いて、その農奴の歴史から農業革命、そして産業革命に辿り着く流れなどを知りながら、サンデーローストを美味しく頂きつつ科学産業博物館を訪れて見学すると最高です(かなりマニアックです)
それからマンチェスターでは「The Warehouse Project」という面白いレイブイベントを不定期でやっています。会場はManchester Piccadilly駅の裏側にある大きな倉庫です、正にWarehouse!イギリスと言えばのステレオタイプの中にある「レイブパーティー」の雰囲気を楽しめてかなーり楽しいです。私はまだ一度しか行ったことがありませんが、また何か面白そうなイベントがあればこの週末旅行方式で行きたいなと思っています。
※エントランスで麻薬犬もいい子に一生懸命働いているセキュリティが高い安全なイベントなのでご安心を!
2つ目:ローマ/イタリア
めっちゃ定番の観光地!
ローマはドイツには無い本場の美味しいイタリア料理を食べに行く旅に最適です。それも観光客が多いレストランではなく「街の小さな食堂」的なごはん屋さんで食べる本場イタリア料理が絶品です。本当にほっぺたが落ちます。
それから太陽を浴びに行くのにも最適です。「デュッセルドルフ駐在に向けて覚悟しておきたい、辛い・大変・日本に帰りたいと感じるストレス」にも書いたのですが、冬のドイツは日照時間が1日平均2時間程度と本当に短く、人によっては体調が悪くなります(私もなります)そんな冬の時期にはドイツから南下しアルプスを越えて曇天を抜け出し、燦々と降り注ぐ太陽を思いっきり浴び美味しいイタリア料理を食べて帰ってくるのは最高のリフレッシュになりますよ!
それでは早速航空券を紹介しましょう!
こちらもみんな大好きRyanair。二人前で€168ですので、一人往復€84、日本円で約10,500円@125円/€になります。土日のこのいい感じの時間帯でこの価格は安いと思います。※こちらもやはり小さな手荷物しか持ち込めないプランです!
往路:FR3018, Cologne (Bonn) CGN 6:30 – Roma (Ciampino) CIA 8:30
復路:FR3019, Roma (Ciampino) CIA 16:55 – Cologne (Bonn) CGN 19:00
こちらもやはりRyanairがたまにやるセールで、何ヶ月も先の週末の航空券を買って仕込んでおくのがポイントです。「1. マンチェスター/イギリス」の旅に比べて帰りの時間が少し早いのが嬉しいです。
ローマの観光については言うまでもないと思います。バチカンはそれはそれは印象的ですし、コロッセオを始め街の至る所にある遺跡は「この頃日本は縄文時代や弥生時代だったんだもんな〜」などと考えながら眺めると、そのスケールの大きさや差を感じずにはいられません。
早くあの美味しかったごはんを!
イタリアのごはん屋さんに言って思うのは「店員さんのオススメは美味しい」ということです。店員さんが本日のオススメ的なものを紹介してくれたら是非食べた方が良いと思います。
もうこの味の深みが最高でした。
このラビオリの中にはリコッタチーズが入っていたんですが、これがめちゃくちゃ美味しくて物凄い深みで、本当にほっぺたが落ちました。ちなみに店員さんがオススメしてくれたメニューです。
ズッキーニのお花の中にやはりリコッタチーズと炒めたお野菜が入っていて、それをベーコン?ハム?で巻いて炒めたヤツです。これも本当に美味しかったです、もうこの日何度目か分かりませんがほっぺたが落ちました。
ローマは「ローマミートボール」がご当地料理らしいです。トマトの絶妙な酸味と味の深さとバジルの香りが最高に美味しかったです。パスタも炒めたベーコンの味の深みがもう最高でした。ほっぺたが床まで落ちた気がします。
なんか食べ物ブログになってないか?
3つ目:バルセロナ/スペイン
またまた定番の観光地!
バルセロナもやっぱり美味しいスペイン料理と太陽を浴びに行く旅に最適です。スペイン料理はイタリア料理とはまた違った味の深みがあって、それはそれは美味しいです。
ローマやバルセロナに行くと「人々の幸福度は日照時間に比例しているな」と感じずにはいられません。そしてその幸福度で人々の感覚が豊かになり、その結果その地の料理が素晴らしく美味しいものに行き着いた気がします(宗教の話は置いておいて)
結局食べてばかり!
それでは航空券の紹介です。
やはりみんな大好きRyanairです、もうライアン様様!二人前で€165.52ですので、一人往復€82.76、日本円で約10,345円@125円/€になります。ローマへの航空券とほぼ同じ金額ですが、時間帯はこちらの方が土曜日が朝早すぎず非常に宜しいです。※やはり小さな手荷物しか持ち込めないプランです!
往路:FR2512, Cologne (Bonn) CGN 10:30 – Barcelona BCN 12:40
復路:FR2507, Barcelona BCN 17:35 – Cologne (Bonn) CGN 20:00
同じくRyanairがたまにやるセールで仕込んでおく航空券になります。
バルセロナの観光であればサクラダファミリアやグエル公園が定番でしょうか。ローマとは違った別の華やかさがあって素晴らしいです。また少し歩けばビーチに辿り着けるので、そこで思いっきり日光浴をするのも最高です。
バルセロナも美味しかったよねえ!
スペイン料理って独特で美味しいですよね。日本でもスペイン料理のレストランは多いですし、日本人の口に合うんですかね?
やっぱり日本人はお米大好きですよね。あとは海鮮が口に合うのでしょう、その深みとお米の組み合わせが最高です。
ネギを真っ黒になるまで直火で焼いている「カルソッツ」という料理です。中の柔らかい部分のみ引っこ抜いてこのロメスコソースに付けて食べるのですが、ネギの甘さがギュッと詰まっていて、これもまたほっぺたが落ちます。ネギ臭さは全く無く、何本でも食べられます。
その他にも定番のハモン(生ハム)やボケロネス(イワシの酢漬け)などのタパスを気軽に食べられるお店がたくさんあり、ちょっと休憩がてらビールと共に頂くのが最高です。
またドイツに帰る際は、日本へ帰るわけでは無いので肉類を持ち帰っても何も問題ありません。マーケットやスーパーで€5程度で売っているハモンが最高に美味しく、ドイツに帰ってからもスペインの味を楽しめます。
ブケリア市場は日曜日はやっていないのでご注意を!
まとめ
ドイツの冬の期間の、特に1月と2月は日照不足で本当に気が滅入ります。そんな時期の週末に、今回紹介したようなリフレッシュ旅を仕込んでおくのは、それを楽しみに日々過ごせたり、またその2日間で気分転換が出来たりと、かなりオススメです!例えばローマやバルセロナに着いて空港の外に出ると「デュッセルドルフとは外の明るさのレンジが全く違う!」と驚くくらいです(マンチェスターはデュッセルドルフより天気が悪いので期待しないで下さい)
今回紹介した3つの旅について、私は2019年12月中頃にそれらの航空券を一気に取りました。Ryanairはその頃に年明け〜3月末までの航空券のセールをやっている印象です。欧州内でコスパ良く旅行に行くには、RyanairやEurowingsを始め欧州LCCのセールの情報を逃さないことがポイントかと思います!実際に同僚のドイツ人たちもマメにチェックをしており、「行きたいと思ってから行く」と言うよりも「お得な航空券やホテルとのパックを見つけたら押さえておく」人が多い気がします。
さあ雑な纏めのコメントをどうぞ!
・ドイツの冬の期間はなかなか辛いので、南へ逃げる旅を予め仕込んでおくべし!
ちゃんとしたコメント!
いかがでしたでしょうか?もしどれか一つでも気になる旅があった方は是非是非試してみて下さい。
私も早くまたあの美味しいごはんを食べに行きたいと思っています。
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